株式会社 石田コーポレーション

「水」のような柔軟性とエネルギーで時代のニーズに即応

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実績を積み重ねつつ、失敗を恐れない姿勢で新分野にも果敢に挑戦

「 やれないことはない」。常に挑戦し続けることの重要さを説く石田社長

 時には岩石をも打ち砕くエネルギーを秘めつつも、一定の形がなく器に応じて形を変える柔軟性を持つ「水」。水道の資材関連事業などで成長を遂げてきた《株式会社石田コーポレーション》は、「水の如く」を基本理念に、時代の変化に即応した事業を積極的に展開。創業以来、山陰を中心に上下水道資材や住宅設備機器、土木環境資材などの取り扱いに幅広く実績を積んできているのに加え、近年では海外展開や農業法人設立など新分野にも果敢に挑戦している。「リスクに挑戦しないことが最大のリスク」(ピーター・ドラッガー)。石田康雄社長(68)が最も大事にしている理念の一つだ。

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 大阪万博が開催され、高度成長期の真っ只中の1970年、義父の石田利満さんが鋼管機材を扱う会社を米子市内に設立。間もなくして石油ショックに見舞われ、商品納入すら危ぶまれる難局に陥ったものの、個人的信用などで乗り切り、以後は順調に業績を伸ばしてきた。現在は、山陰両県に5拠点を設け、各種取引メーカーは中小企業から大手まで300社以上に及ぶ。観光客でにぎわう水木しげるロードの石材タイルや、境港の大型クルーズ船寄港に対応したエプロンルーフ(伸縮式屋根付き通路)、新石見小水力発電所のパイプライン設置なども同社によるものだ。

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環境や農業分野にも進出「やれないことは何もない」

 「やれないことなんて何もない」が信条の石田社長。近年積極的に力を入れているのが環境分野だ。石田社長は「卸売りだけでは面白くない。自ら商品を生み出してみたい」との思いで2001年、廃プラスティックリサイクルの研究・開発、販売などを行う《株式会社エコマ》を設置。国内では環境省が発足し、家電リサイクル法が施行されるなど、環境問題に対する企業責任が語られ始められた頃だった。エコマは、ペットボトルのキャップや家電製品のカバーなど廃プラスティック100%を原材料にした素材《エコマウッド》を開発。「北海道から沖縄まで営業に歩きましたが、当初は思ったほどの感触がなくて苦労しました」と振り返る石田社長。しかし、衝撃に強く、腐食しにくく、加工しやすい特性に加え、自然の木材のような温もりを持つことなどから次第に注目を集め、各種メディアなどでも紹介されるように。現在は「環境にやさしい素材」として、全国各地の施設などでベンチやウッドデッキ、各種エクステリアなどに活用されている。

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 2014年からは相次いで農業関連の会社を設立。耕作放棄地の再生やユニバーサル就労をテーマに掲げるとともに、地元産食材を生かした商品の開発、販売にも力を入れ、地域の課題解決と魅力発信の両軸に力を注ぐ。米子水鳥公園に隣接したハウスには今春、イチゴ狩りを楽しめる観光農園《中海フルーツパーク》を開園。インバウンド需要も狙い、今後はブルーベリーやサツマイモなども露地栽培し、年間を通して収穫体験を楽しめるようにしていく予定だ。 「農業はこれから大きく変わる」。柔軟な発想と軽いフットワークで、異業種でも積極的に事業展開してきた石田社長が力強く断言する。「農業従事者の平均年齢は70歳弱と将来が心もとない。しかし我々には今後も安心安全な食物を提供していく責務がある。6次産業化やブランド化、大規模化、顔の見える農業を推し進めることで、消費者のニーズに応えることができれば、魅力あるビジネスになる。そして農業は、地方でこそ勝負できる事業なのです」。既に海外進出やITを活用した生産活動にも着手。今後規模拡大や収益アップ、人材育成にも力を注ぐ。

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イチゴ狩りを楽しめる観光農園《中海フルーツパーク》。異業種への事業展開は今後、更に拡大、進化する予定だ

廃プラスティック100%を原材料にした素材《エコマウッド》が採用された、秋田県八望台の展望デッキ

信用を得て提案する喜び

 既成の枠にとらわれず、柔軟な姿勢と地域愛に満ちた情熱で挑戦し続ける石田社長の姿勢は、社員らにも自然に浸透。米子支店設備機販部で今春から最若手の課長を務める俵陽介さん(36)は、「若くても仕事を任せてもらい、自分のペースでしたいようにさせてもらえるのでやりがいがあります」と笑顔を見せる。とはいえ仕事は仕事。受注が重なって業務量が増え、定時に帰るのが難しい時期もある。「辞めたくなったことがないと言えば嘘になります」と苦笑いしつつ、「社内の人間関係の良さに助けられています。最近は、一仕事終われば気持ちがリセットされて、また次に向かえています」。

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 俵さんの担当は、管工機材や住宅設備機器などの販売。水道業者などに営業に回り、見積もり、受注、納入までを請け負う。主要な取引先の元へは最低でも週に一度は足を運び、新商品の紹介をしたり、コミュニケーションを図ったりしている。「営業の仕事で最も大切なのは、信用。人間として、そして販売業者として確実な仕事をする存在だと感じてもらえることが重要だと感じています」。客の要望に寄り添った確実な対応で、最近では俵さんを名指しして仕事を頼まれることも少なくないという。「今後もお客様との信頼関係を築きつつ、経営分析の勉強なども進めてステップアップしていきたい」。新課長の顔が引き締まった。

 俵さんは社内のコミュニケーション向上にも力を入れる。2年前から《社員会》の会長を務め、社員旅行やレクリエーションの企画運営も担う。参加率が高く、社員からも好評だ。来年は創業50周年を記念して、海外や東京五輪観戦も考えているという。「日頃から潤滑な関係だからこそ困った時にも助け合える。自分自身もずいぶん先輩や同僚に支えてもらいました。上下関係なくフォローし合えるのがうちの会社のいいところだと思います」。

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俵さんが担当する業者は20社以上に及ぶ。スピーディで正確な対応が次の仕事につながっていく

社員旅行やイベントなどは社員自ら積極的に企画。8割近くの高い出席率を誇る

他社に差を付けられる人材に

 環境土木部で土木資材などの販売業務にあたる関祐典さん(26)も入社2年目で現場を任され、若いうちから責任を負う重みを肌で感じ取ってきた。「知識が追い付いていませんでしたが、社内の先輩はもちろん現場の職人さんや業者さんに実践的に教えてもらうことで経験を積ませてもらっています」。顧客のニーズに対応、提案できるよう、取り扱う主要製品は常に頭に入れ、メーカーごとのカタログも持ち歩く。現場で職人らの声に耳を傾けることも欠かせない。「実際に施工する職人さん達の声は大切です。いい関係を築き、彼らの想いを引き出せるような存在であれば、仕事の結果も良いものになると感じています」。

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 道路改良や下水道工事などの公共工事に必要な商品を卸すことが多い関さん。入社以来、道を歩いていてもコンクリート製品や道路看板、反射ポールなどが目に付くようになったという。「今までは無意識に捉えていた町の風景が違って見えるようになりました。人々の生活に不可欠なものに携われている誇りはありますね」。今後は知識を深め、提案力アップを狙って、土木施工管理技士2級の資格に挑む。「同じメーカーの同じ商品でも、販売業者の選定力や提供価格、営業のフットワークなどで付加価値は生まれる。他社に差を付けられる人材を目指したい」。

 同社ではゴルフやバドミントンチームがあり、ゴルフコンペやバドミントンの練習など定期的に行っている。米子市職場対抗バドミントンリーグ大会や米子市民レガッタ、凧揚げ大会など、地域行事参加も活発だ。「下手ですがいい気分転換になります。課外活動での“結束”が仕事での連携に繋がっている部分もありそうです」。

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豊かな自然環境との調和を図った環境土木事業も展開。写真は《新石見小水力発電所パイプライン》

販売に問われるのは、顧客への提案力や選定力、そしてフットワークの軽さだ。知識と経験値を高めつつ、顧客の信頼を得ていく関さん

社長から新人までワクワクして仕事に臨む

 売る側も買う側も人間。俵さんや関さんも言うように、同じ商品を仕入れるなら、魅力的な人間や会社から購入しようと思うのが人の心というもの。「タイルってすごいんですよ」。大きな目をくりっとさせながら商品の魅力を語る工事部係長の松本千賀子さん(42)には思わず引き寄せられてしまう。外壁や水回りの床や壁などに使われるタイルの設計営業に携わって25年目。扱っているタイルは数万種に及ぶ。良さを知り尽くし、惚れ込んでいるからこそ、営業にも熱が入る。「タイルには機能も多く、色合わせやデザイン、貼り方一つで空間の雰囲気を一変させる力があります。お客様の喜ばれる顔を見られるのが一番うれしいですね」。取引先の信頼も厚く、「松本さんに聞けば何でも分かる」となじみの顧客に新規客を紹介してもらうことも。小さい頃から図工や美術が好きで、今も休みの日には美術館に通うという松本さん。卓越したデザインセンスでタイルを組み合わせ、お客様に合った唯一の空間を提案できることに喜びを覚える。

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 二人の男の子を育てながらも、二級建築士の資格を生かして創造性豊かな仕事を重ねてきた。「提案したものが姿形として残るのもこの仕事のすごさの一つ」。6年前に同社と経営統合した別会社在籍中に、結婚・出産。「育児休暇を取ったものの当時は同僚への申し訳なさの方が強くて。今は周囲の理解もある上、復帰後の体制も整っていて正直うらやましい」と松本さん。次男が小6になった今、高齢者や障がい者に住みやすい環境を提案する福祉住環境コーディネーターの資格取得の勉強も始める予定だ。

 今、任されている仕事に全力を注ぎつつ、新たな可能性にも挑戦する。石田社長の理念は、社員一人一人に確実に響き、ベテランも新人もワクワクするような感覚を持ち続けながら仕事に臨んでいる。「新しいことに挑戦すれば必ず失敗する。でもそれを繰り返すことで新たな価値が生まれるのです」。石田社長の言葉には、深い実感がこもる。

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同じタイルでも貼り方一つで表情が変わるという。顧客のニーズに合ったデザインを提案する松本さん

自治体の庁舎や郵便局、ホールなど県内各地に納入実績を誇るタイル工事。写真は《雲南市立病院》

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株式会社 石田コーポレーション
業種
総合商社
事業
内容
上下水道用資材、住宅設備機器、空調機器、土木資材、環境資材などの取り扱い
建築材料、住宅設備機器業界最大手企業の代理店(販売、施工)
創 業 昭和45(1970)年11月2日
代表者 代表取締役社長 石田 康雄
社員数 81名(男65名 女16名)
〒683-0804
鳥取県米子市米原8丁目1-32
TEL/0859-33-6233
松江支社 米子支店 倉吉支店
鳥取営業所 出雲営業所
〔グループ企業〕
石田リフォームネット株式会社
株式会社エコマ 曽我工業株式会社
株式会社曽我設備サービス
株式会社KOGANE
株式会社富ますシルクファーム
株式会社日南シルクファーム
延辺大山商貿有限公司

求める人材像

元気に挨拶が出来る方

「繋がり」を大切にしたいと思っている方

チャレンジ精神をもって仕事に取り組める方

※会社見学を都度実施しております。是非職場の雰囲気を感じて頂ければと思いますので気軽にご連絡ください。

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