今井産業 株式会社

世界で唯一のものを生み出す建設業の醍醐味

想いを込めた〝いい仕事〟が会社を育て郷土を良くする

「寝床では、海外進出している夢も見るんですよ」と笑う今井社長

 一見、同じようなビルや道路に見えても実は、全く同じものは一つとしてない。地形や地質、街並みや気象条件など現場を取り巻く条件は工事ごとに異なり、使う工法や材料、道具なども変わってくるからだ。「その地域に合った、世界で唯一のものを造れる。それが建設業の醍醐味ですね」。総合建設メーカー《今井産業》の今井久師社長(56)の言葉は、誇りと使命感にあふれている。

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 豊富な森林資源を生かして、地域を発展させたい―。創業者の祖父、庄之助さんは1928年、山を購入する蓄財のために金物店を開業。7年後には大阪に進出するなど、他に類のない発想力と行動力で会社の基礎を築き上げてきた。製材業と建設業を二本柱に成長し続けた同社に72年、試練が訪れる。史上最悪の江の川大水害で、本社社屋と製材工場が流されたのだ。会社存続すら危ぶまれるほどの大災害。しかし郷土復興への熱い思いを胸に、土木建設業を柱にした事業展開が始まる。「昨年の水害でも社員5人が被災。苦しみを実感しているゆえに復興への想いもより強いのです」。

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 山陰で最も人口が少ない市で、東京からの移動時間距離が最遠とされる江津市(2007年時点)。不利な条件の中、今井産業は年間売上150億円を超え、広島や東京へも営業エリアを拡大。中国地方の有力企業の一つにまで成長した。そのカギを握るのが、初代から受け継がれた挑戦心と先見性、そして地域への〝想い〟だ。

 今井社長が帰郷した1990年頃は、売り上げの多くが公共事業だった。しかし、国や県の予算に左右されがちな事業に社運を委ねることに疑念を抱き、民間への進出を積極的にスタート。広島や東京にも支店を置き、高層マンションや総合病院、高齢者施設など数々の大規模建設を担ってきた。東京・日本橋にある島根県のアンテナショップ《にほんばし島根館》も同社によるものだ。「いい仕事をきちっとやれば必ず次の仕事が来る、というのが私の持論。最初は紹介で頂いた仕事でも、結果を出せば関連業者の方々が仕事を広げてくれるのです」。今井社長が実感を込める。「仕事の質は当然。その上で、業者間の円滑なコミュニケーションや現場での配慮など、関わる方々を大切にすることが次に繋がるのです」。

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 今は売り上げの約7割が民間事業となり、公共事業の比率は減った。しかし会社を育ててくれた地域への想いは大きい。「江津の発展なくして弊社の発展はあり得ません。地域のために何ができるか、常に問い続けています」。本社屋に併設した今井美術館もその一つだ。国内外の美術品を常設展示するだけでなく、選び抜いた企画展も意欲的に開催。全国主要都市を巡回する再興院展の会場にも毎年選ばれ続けている。今年から中国サッカーリーグに昇格した《浜田FCコスモス》のメインスポンサーに就任。石見神楽が盛んな地域柄、伝統芸能を担う社員をも積極的にサポートしている。

 炎天下の現場で真っ黒になって働く社員らを「うちの宝です」と自慢する今井社長。今後は支店間の連携をより強め、社として一貫した教育体制や人材交流にも力を注ぐ予定だ。九州や関西への営業エリア拡大も狙う。「必ずトライするんだぞ」。今井社長が新人社員に必ず伝える言葉―。社長自ら、挑み続けている。

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地図に載るような建築物も手掛けてみたい

 「この家はワシが建てたんじゃ」。小さい頃から大工だった父親に自慢話を聞かされ続けたことが、建築方面に興味を持つきっかけに。一般住宅からマンションや公共施設、商業ビルなどの大規模な建築物まで、県内外で様々な実績を誇る弊社を就職先に選びました。

 小規模建築の現場で作業主任として、工程ごとの予算を考えたり、スケジュールを組んだりしています。材料や職人さんを手配するために多い時には、一つの工事で数十社に連絡することも。現場では、写真を撮ったり、職人さんと打ち合わせをしたりする時間が多いです。僕らの仕事は、職人さんなくして出来ません。作業しやすい環境を整え、円滑なコミュニケーションを取ることが一番大事ですね。

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 入社2年目くらいでコンクリートの注文を任されたものの、車1台分余らせて廃棄した苦い経験があります。非常に落ち込みましたが、若い時から多くのことを経験、挑戦させてくれる会社なので鍛えられ、やりがいも大きいです。将来的には地図にも載るような誰でも知っている建築物を手掛けたいですね。“自慢したがり”の父親の遺伝でしょうか(苦笑)。

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建築石見支店工務課 作業主任
淺原 一哉さん(26)

資格がないとできない仕事なので、入社3年目に2級建築士を取得。今は休日や帰宅後に勉強して1級を目指しています。よほど忙しい時期じゃない限り、試験前には仕事を休ませてもらえるのでとってもありがたいです。

ダイナミックさが魅力の土木事業

 専門学校在学時、求人の中で一番規模が大きい会社だったので「いろんな仕事ができそう」と思って入社しました。入社2年目から、現場で工程管理や安全管理を行う現場代理人に。山を削る、のり面を形成するなど、工程によって業者が変わるのですが、施工段取りを間違えると前後の業者に迷惑をかける上、コストや時間もかかってしまいます。自分より年齢も経験も上のベテラン作業員の方達に指示を出したり、監督したりする立場ですが、現実には教えて頂くことの方が多いですね(苦笑)。作業員さんとのコミュニケーションは非常に大切。皆さん気さくに話しかけてくれるので助かっています。

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 土木の魅力は何といってもダイナミックさです。木々が生い茂る山を切り拓いて、ゼロから道路やトンネルなどの構造物を生み出すスケール感はたまりません。工場などで同じ製品を作り続けるのと違い、一つとして同じ現場や仕事はありません。常に新しいことに挑戦できるのが、土木の醍醐味ですね。楽な仕事ではありませんが、完成した道路を走る時は最高に気持ち良いです。今は、1級土木施工管理技士の資格取得を目指して勉強中です。

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土木部 工務課
錦織 敦司さん(25)

学校で習うことは計算ごとのようなものがメイン。実際に現場でどういう動きをしていくのかは、本当に一つ一つが経験しないと分からないですね。考えて実行して、失敗―を山のように繰り返して、少しは成長できたかな。

人や車両が安全で快適に走れる道路に

 国指定の重要無形民俗文化財でもある、地元の大元神楽を続けたくて仕事を探していたところ、弊社にたどり着きました(笑)。会社も郷土芸能を支援していて、神楽に携わる同僚も少なくありません。

 2000年の入社以来舗装部一筋。道路の上を人や乗り物が安全に使えるよう、アスファルトや砂利などを敷き詰めて固める仕事を担当しています。舗装したてのアスファルトは140度程の熱がある上、敷き固めるローラーからも熱風が噴き出すので夏場は特に大変。でも苦労の結果が形として残るので、完成後の達成感はひとしおです。

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 現場では、合材の温度や路盤の締固め度など様々な作業の品質を管理。高い技術力に加え、豊富な知識も求められるので若い時から積極的に勉強し、1級土木施工管理技士などの資格を取得しました。交通量の増加などで既存の道路を改良していく工事では、歩行者や車両の安全な通行を確保しながら道路の幅や向きを変えていくので、いくつもの工程に分けて効率の良い工務管理を行う必要があり、特に気を遣います。今後は技術士や舗装診断士の資格も目指し、土木分野の仕事にも挑戦してみたいです。

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舗装部邑智工務課 作業所長
湯浅 友敬さん(42)

うちは、業界としては先駆け的に基本週休2日制。納期前は多少休めないこともありますが、有給休暇も取りやすいので、家族との時間を持てたり、神楽の練習など地域の行事にも関われたりでき、恵まれていると思っています。

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今井産業 株式会社
業種
総合建設業
事業
内容
各種建設(土木・建築・舗装・一般住宅)工事、宅地建物取引、不動産賃貸、建設資材リサイクル、美術館運営、健康食品販売など
創 業 昭和3(1928)年
代表者 代表取締役 今井 久師
社員数 269名(男性244名 女性25名)
〒699-4298
島根県江津市桜江町川戸472-1
TEL /0855-92-1321
浜田支店 邑智支店 松江支店
大田営業所 広島支店 四国営業所
東京支店
〔今井産業グループ〕
祥洋建設株式会社 今井商事株式会社
不動産システム株式会社
株式会社祥福
山陰エステート株式会社
株式会社住創 有限会社日海電設
アイズーモ株式会社

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