株式会社 スズキ自販鳥取 株式会社 スズキ自販島根
クルマを通じてたくさんの笑顔をつなぐ

地域密着で《SUZUKI》ブランドを販売
「小さなクルマ、大きな未来」テレビCMなどでおなじみの《スズキ株式会社》のキャッチコピーだ。《スズキ株式会社》と言えば軽自動車の分野で画期的な商品を生み出してきた。大ヒットを記録した《アルト》、「軽ワゴン」と言う新しい軽自動車の形を提示した《ワゴンR》、小型車の分野では《スイフト》や《ソリオ》などの人気車種を世に送り出し、2020年には創立100周年を迎える歴史ある企業だ。
軽自動車は暮らしの必需品だから一番お役に立てる
その《スズキ株式会社》の商品と、ユーザーであるお客様をつなぐのが、全国にある《スズキ販売会社》だ。《スズキ販売会社》は、S U Z U K Iブランドの車を専門に取り扱う自動車ディーラーのこと。《スズキ株式会社》が100%出資する直営企業は、山陰では《スズキ自販鳥取》《スズキ自販島根》の2社があり、地域に密着した営業活動を行っている。
「世帯当たりの軽自動車普及率では、全国で鳥取県は1位、島根県は4位(*)。軽自動車に対するニーズが高いのが山陰です。だからこそSUZUKIの車がお役に立ち、地域に貢献できると考えています」と語るのは、《スズキ自販鳥取》の砂子孝之社長だ。「軽自動車は、人々の日々の暮らしに密着した欠かせぬ存在。だからこそ販売だけじゃなく、メンテナンスやアフターフォローもしっかり出来るお店が必要なのです」と事業の意義と必要性を熱く語る。砂子社長がスローガンに掲げるのは〝笑顔でスピーディーな会社〟。「顕在化したお客様の問題をサポートするのは当たり前のこと。将来の問題を事前に察知し、スピーディーにお客さまをサポートできてこそ、真の安心感をお届けできるのです」と、今後の自動車販売店のあり方を考えている。
(*)「一般社団法人全国軽自動車協会連合会・2018年12月末現在の世帯当たり軽四輪車の普及台数」

《スズキ自販鳥取》の砂子孝之社長
社員ファーストで働きやすい職場を
「私たちの会社はメーカー100%出資の直営企業なので安定しており、福利厚生等もメーカーに準じているので、地方企業ながらとても働きやすい体制が整っています」と語るのは《スズキ自販島根》の奥中真社長だ。
奥中社長が掲げるスローガンは〝明るく、楽しく、厳しい会社〟だ。「お客様に満足いただけるサービスを提供するには厳しさが必要。でも厳しさだけでは組織は成り立ちません。より良い仕事をするためには社員の満足度を上げていかなければならない。社員がハッピーになる会社を作りたいのです」と、自身の経営方針を語る。
奥中社長が力を入れる社員ファーストの職場づくりは、全国の《スズキ販売会社》で行われている。有給休暇取得の推奨に始まり、毎週火曜日はノー残業デーに。上司が残業していては部下は退社しにくいだろうと、幹部も残業を減らす取り組みを進めている。また、年に1回は各社ごとに全社員で社員大会を開催。ホテルや温泉旅館を会場に、会社の業績報告などと合わせて社員同士親睦を深める場にもなっている。「自分の意見が言いやすい、提案が採用されやすいという環境が大切です」。

《スズキ自販島根》の奥中真社長

社員の意見をくみ上げる取り組みは《スズキ自販鳥取》《スズキ自販島根》それぞれでも行われている。たとえば《女子改(じょしかい)》という改善会議だ。女性の意見をサービス向上に反映させ、社員の意欲も高めることができる。また、2社とも組合活動が活発で、社員やその家族も参加するバーベキューやスポーツなどのレクリエーションを開催しており、チームワーク向上にも一役買っている。
スズキグループ企業として次の100年を見据える
求める人材について伺うと、「笑顔の良い人」(砂子社長)、「人とのコミュニケーションが好きな人」(奥中社長)。これは、お客様の満足を第一に考え、地域のために働ける人材を求めているからに他ならない。「私たちは高齢者向けの電動車《セニアカー》も取り扱っています。高齢のため免許を返納される方も増えている中、そう言ったお客様にもお役に立ち、生涯のお付き合いをさせていただきたいのです」(奥中社長)。「事業をするなら都会が良いと考えがちですが、地方のメリットを最大限に生かすビジネスモデルもあります。一人ひとりのお客様を大切にし、車を通してお客様の生活をより良いものにしていく。それが私たちの仕事だと考えています」(砂子社長)。
SUZUKIブランドの販売を通して、地方の暮らしを楽しく豊かにする。《スズキ自販鳥取》《スズキ自販島根》は、地域密着で次の100年を見据えたチャレンジを続けていく。
納車式でのお客様の喜ぶ顔がやりがいです

スズキ自販鳥取《スズキアリーナ丸山》
(直販営業)
山田 孝治さん
(2017年入社)
「地元に貢献できる仕事は何か?と考えた時に、生活に必要不可欠なのは車じゃないかと思い、自動車関係の仕事に就こうと思いました」と語る山田孝治さん。スズキ自販の営業には「直販営業」と「業販営業」の2つの部門がある。「直販営業」は一般のお客様への販売、「業販営業」はスズキの車を取り扱う販売店様への卸売を行う。山田さんは入社以来「直販営業」を担当している。
「車を選ぶ際、価格やデザインはもちろん大切ですが、車を購入される目的や家族構成などによっておすすめする車種も変わってきます。また『衝突被害軽減ブレーキ』などの安全性能もしっかりご説明して、お客様に合った車をご提案したいと考えています」と営業マンとしての信条を語る。
そのためには商品についての勉強が不可欠。「勉強は大変ですけど、知識がないとお客様の役に立てないのでしっかり頑張らないと。また店舗では一番若手で、店内ディスプレイやブログの更新も僕の仕事なので、覚えることはたくさんありますね」と新人としての苦労ものぞかせる。「納車式でお客様の笑顔を見られた時が一番嬉しい。これからはお客様から頼りにされる営業マンになりたいです」と熱く語ってくれた。




細やかな気配りで安心を届けたい

スズキ自販島根《松江営業所・東津田店》 (サービス) 三代 由希子さん (2014年入社)
鮮やかなブルーのつなぎとキャップ姿で働くのが三代由希子さん。スズキ自販島根で唯一の女性サービススタッフだ。スズキグループでは各店舗の技術部門を「サービス」と呼ぶ。単にクルマを整備や修理するだけではなく、スズキのプロとしてお客様の様々なニーズに応えていくことが役割なのだ。
「高校の授業でエンジンを整備する機会があり興味を持ったのがきっかけで、自動車整備の専門学校に進学しました。仕事をする上では、自社の車に精通していないと良いサービスができません。勉強は大変ですがとてもやりがいを感じています」と笑顔をみせる。
松江店のサービススタッフは10名。多い時は1日50台もの整備やメンテナンスを行うこともあるという。「安全に、ミスなく作業するのがもちろん第一ですが、接客や整備内容の説明もとても大事だと考えています。車の構造に詳しくないお客様にも、分かりやすい説明やご納得いただける提案をするように心がけています。技術面はもちろんですが、接客でも『三代さんに担当してもらって良かった』と言っていただけるサービススタッフになりたいです」と目標を語ってくれた。



スズキ自販鳥取 ・ 島根のあれこれQ&A
Q.男性ばかりのイメージだけど女性も活躍できる?

《女子改》では商品のPR方法やチラシのアイデアなど営業に関わるもののほか、就業環境の改善点なども話し合い、よりよい職場づくりを進めている
Q.自動車の営業職に興味があるけれど、車の知識がなくても大丈夫?
Q.プライベートも大切にしたい。休みはしっかり休めるの?

オフの時間がしっかり取れるので、プライベートも充実