株式会社 丸合

お客さまと従業員の“毎日”を大切にする企業

地域の暮らしを支える「スーパーマーケット」という仕事

 山陰地方に25店舗を展開するスーパーマーケット《まるごう》。「時代は変わっても、食糧を提供するという役割が消えることはありません。小売業の中でも生活に一番直結した小売店がスーパーマーケットだと思っています。地域に寄り添い、共に歩み、人々の暮らしを支える。それが私たちの使命です」。そう語るのは梅林裕暁社長だ。

 創業は昭和22年、《米子厚生組合》の設立に始まる。戦後の混乱が残る中、青果や生活必需品などを豊富にそろえ、市民の暮らしを支えてきた。昭和29年に組合の商店が集まり、《協同組合丸合百貨店》を設立。その後、《協同組合丸合》に名称変更し、事業を拡大。大型デパート、飲食店など事業の多角化も進めたが、平成に入り、大型ショッピングセンターなどの進出により競争が激化。平成22年に協同組合から株式会社へと改組し、平成25年に就任した梅林裕暁社長のもと、時代と共に変化する顧客ニーズに前向きに対応するため、店舗のリニューアルや大胆な売上目標を掲げて改革を進めてきた

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「 大手との価格競争ではなくて地域のお客さまからの信頼で勝負していきたい」。これからの決意を語る梅林裕暁社長。生活必需品の提供と社員教育に力を入れる。

手厚い教育と働く意欲高める制度

 10年ほど前はさまざまな理由から離職率が高かったといい、「人が辞めない仕組み」を整えるためにまず手を付けたのが『教育』だった。中でも力を入れたのは新入社員研修。1年4カ月の研修では、社会人としてのマナーや基礎知識、店舗での専門的な指導など、厳しくも充実した教育を受ける。特に『あいさつ』と『返事』は厳しく指導するといい、「しっかり教育してもらえる」ことから志望する学生も多いという。

 年齢、職務、資格に基づく給与の算出方法を公開し、昇格の基準も入社時に明確に示すことで、若い頃から資格取得に向けて勉強する習慣を身に付けることを推奨。パート社員の《正社員登用制度》も積極的に行い、産休や育休、育休明けの時短勤務など、ライフステージに合わせて利用できる制度など女性が安心して働ける環境も整っている。

 2019年4月から採用を担当する人事部の人事・教育グループマネジャー、松本純哉さん(入社20年目)は、これまで各店舗の店長を歴任し、本部勤務の際はバイヤーとしても活躍。スーパーの全業務に精通したプロフェッショナルとして、自分の経験を基に幅広い労務に関する相談にも応じている。手厚い教育と働く意欲を高める制度の充実から離職率は以前より格段に下がったが、「常に改善しながら働きやすい環境づくりを目指します」と気を緩めない。

 そんな充実した支援制度の一つに、2020年から新たに《奨学金返済支援制度》が加わる。「山陰では県外進出する割合が高いため、奨学金の利用者も多い。少しでもその負担を軽減し、ゆとりを持って社会人生活を始めていただければ」と話す。

 「創業から65年を迎えるまるごうは、安心して働いていただける企業です。お客さまから『ありがとう』と言ってもらえるやりがいのある仕事だと広く知ってもらいたい」と話す松本さん。求める人材を聞くと、「自分で考えて判断して動ける人。そういう人材に育つようわれわれも全力でフォローします。失敗を恐れずにチャレンジする精神を大切にしてほしい」と答えてくれた。

「安心して入社して頂けるよう、採用から入社までの間も通信教育でサポートします」と松本さん

職場の雰囲気に3世代で魅せられた親子

 「母親がパート社員として働く近所のまるごうに買い物に出掛けては、私もこんな風に人と触れ合える仕事がしたいと思っていました」と、当時を振り返る、人事部トレーナーグループのグループマネジャー、奥土居由佳さん。高校卒業後にまるごうを職場に選び正社員として入社した。その後結婚、そして妊娠。当時は取得する社員がほとんどいなかった産休・育休制度を店長からの勧めで社内でも先駆的に取得した。母親が子守りを買って出てくれたこともあり、3人の子どもを育てながらキャリアを積み、13年ほど前から本部でトレーナーとして、従業員の接客やレジの指導にあたっている。

トレーナーとして従業員の指導をする由佳さん。「成長していく姿が見られると、『この仕事をしてきて本当に良かった』と思います」

先輩を目標にチェッカーフェスティバルで優秀賞を目指す千里さん

 「家で仕事の愚痴を一度も聞いたことがなくて、いつも熱心に働いている母に憧れていました」と話すのは由佳さんの娘、千里さん。高校時代には、まるごうでアルバイトも経験。その時感じた社風や社内の雰囲気に「やっぱり私もまるごうに入りたい」と強く思ったという。娘の思いに、接客業の先輩として仕事の厳しさも伝えたが、千里さんは全く揺るがなかった。「これまでの私を見て同じ仕事を選んでくれたのは嬉しい」と由佳さんは目を細める。

 千里さんは新入社員研修を終えて、弓ヶ浜店のレジ部門に配属された。研修は厳しかったが、「その分、気合いが入りました」と負けず嫌いな一面を見せる。実際に働いて、「お客さまに『また来たよ』って言ってもらえるのがうれしくて、毎日が楽しい」と満面の笑みを浮かべる。

目標に向かって頑張れる職場

 同じ弓ヶ浜店の店舗レジ部門チーフを任されている音田綾奈さんは、昨年、入社10年目にして《チェッカーフェスティバル》の優秀賞入賞という夢を叶えた。チェッカーフェスティバルは、スーパーマーケット専門教育機関《AJS》会員企業各社のNo.1チェッカー(レジ担当者)が全国から集まり、日ごろの接客技術を競う一大イベント。チェッカーの「基本的な技術」をベースに、「感じのよい臨機応変な接客ができているか」が審査される。

 平成21年の入社以来、店舗は変わっても、ずっとレジを担当し3回目の出場だった。日ごろから、「笑顔と、『ありがとう』を言ってもらえる接客」を心掛けている音田さんは毎日一つの目標を設定してレジに入ってきたといい、今回の入賞はその努力と「トレーナーさんやパートさんたちの指導」の賜物といえる。「応援してくださった方々に、やっと恩返しができました」と喜びと安堵の表情を見せた。

千里さんが「いつか先輩のように」と憧れているのが、音田さんだ。「今度は千里さんに自分が教わってきたことを伝えたい」と微笑む

お客さま目線の店へ安来店をリニューアル

 新しい挑戦を続けるまるごう。平成30年10月には、40年前に建設した多層階構造だった安来店が、450坪の平面平屋建てへとリニューアルオープンした。

 以前は生鮮食品売り場が地下にあり、「利用しにくい」などの声が聞かれていたが、リニューアル後は、カートで通りやすい広い通路に、総菜コーナーを充実させ、それまでなかったベーカリーも出店するなど、お客さま目線の造りになっている。安来店のリニューアルを任されたのが竹下真一郎店長。平成8年に入社し、バイヤーや販売促進などを経験してきた竹下店長にとって、まるごうは「決して要領は良くないけど、愚直に真面目にやってきた会社です」。本人も“不器用で真面目”な性格からか、長らく独身生活が続いていたが、本社でバイヤーとして勤める奥さんと平成30年6月に晴れて結婚された。店も人も、要領の良さより“真面目”が一番の魅力なのだ。

 「鮮度と味にこだわった食品をお届けし、これからも安来の皆さんの食を支えていきたい」と意欲を見せた。

「こんな店舗をつくりたいという店長の思いが従業員に伝わるようにコミュニケーションを大切にしています」と話す竹下店長は、≪タッケー≫の愛称で慕われている

2018年10月にリニューアルオープンした安来店

安来店は、カートでも通りやすい広い通路の平屋建てにリニューアル。さらに、ヘルシー志向の方や健康を気にする高齢者を意識して、ロカボ(低糖質)商品といった身体に配慮した商品を種類豊富に揃えるなど他店舗にない新しい取り組みも行う。

働きやすい環境目指し次々に改革を実施

 こうした親子、夫婦で、「長く働きたい」と思える職場はどう整備されてきたのか。梅林社長は「過去には、気合と根性で乗り切ってきた時代もありましたが、今はそれでは通用しません」と静かに説く。労務管理について研修を行ったり、細かく時間や作業内容を指定した作業割当表を作成したり、繁忙期の応援体制を整えて長時間勤務を解消したり。

 中でも、毎月「1」のつく日に商品を1割引にしていた《1日祭》の終了は、月3~4日に集中する集客への対応にスタッフが追われるようになっていたことから、断腸の思いで決断した。「お客さまは毎日、スーパーを利用されます。われわれの役目は毎日変わらないサービスを提供すること。社員に負荷がかかることで普段のサービスが低下しては、結果的にお客さまにご迷惑をおかけすることになります」。お客さまと従業員の“毎日”を大切にする。梅林社長の想いは、社員から利用者へと伝わり、1日祭終了後に一時は落ちた売上もすぐに回復。順調に売上を伸ばしている。その勢いを確かなものにしようと、現在、より実践的な経営計画を策定中だ。これからもまるごうの挑戦は続いていく。

イキイキと笑顔で働くまるごうのスタッフたち

売り場のスタッフ以外にも、惣菜などの製造や鮮魚・食肉の加工、本部では商品の仕入れや開発、イベント企画、広告制作など様々な仕事が店舗を支えている。商品の仕入れを担当する《バイヤー》は、情報収集やメーカー・卸業者との商談を通して、売れ筋を見極めて商品を決めていく。そんなバイヤーの菓子部門担当の竹下夏海さん(まるごうのスタッフたち(4)左)も実は社内結婚した新婚さんだ。

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株式会社 丸合
業種
食品スーパーマーケット
事業
内容
山陰両県で食品スーパーマーケット25店舗展開
創 業 昭和29(1954)年11月1日
代表者 代表取締役社長 梅林 裕暁
社員数 1250名(男377名 女873名)
〒683-8505
鳥取県米子市東福原2-19-48
TEL/0859-39-0501
食品スーパーマーケット 24店舗
衣料品店舗 1店舗
食肉加工センター 

求める人材像

食品スーパーマーケットは、食を通じて、地域のお客さまの安心・安全な生活を支えるお仕事ですので、当たり前のことを手を抜かず、誠実に続けることが出来る正直者が何より評価されます。お買物に来られたお客さまを、明るい笑顔と元気な挨拶でお迎えし、安心で安全な商品を提供し続ける仕事に誇りを持って取組んでいただける方をお待ちしております。

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