株式会社 ランドサイエンス

日本一、社員に報いる会社にしたい

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経営テーマは“社員の満足なくして顧客の満足なし”

 「日本一社員に報いる会社にしたい」―《株式会社ランドサイエンス》の宮本隆夫社長が掲げる目標だ。

 米子市に本社を構えるランドサイエンスは、農業用薬剤の技術販売から公園・ゴルフ場のグリーンメンテナンス、農業機械やガーデニング資材・種苗の販売に至るまで、多岐にわたる事業展開で鳥取県内において圧倒的なシェアを誇る農業用資材の専門商社だ。

 前身の《フジヤ農芸》(米子市)と《宮本薬局》(鳥取市)が合併する形で設立したのは1996年。以来、消費者に高品質な農産物を提供するため、農家や法人など、生産者への商品提案、コンサルティング、サポートをおこなっている。

 「企業にとって社員が一番の財産であり、決して『一将功成りて万骨枯る(功績が目立つ人の影には、それを支えた無数の人の努力・犠牲がある)』とならないよう、肝に銘じています」。“会社にする”のではなく、“会社にしたい”としたのは、社員皆で目標を達成しようという思いからだと宮本社長は強調する。社員からは、「毎日仕事をするのが嬉しく、ワクワクしている」と反応も上々。宮本社長は「社員の幸福度を高めること」が会社経営の目的と目を輝かす。

宮本隆夫社長。企業は社員満足があって活性化し、その社員のやる気が地域やお客さまへの貢献につながると考えている

社員の可能性を引き出す独自の「社内分社制度」

 “商社の営業社員” と言えば、スーツにネクタイで取引先を訪問するのが一般的なイメージだろう。ランドサイエンスの場合、訪問先は耕作地やビニールハウスなど大半が“現場”だ。営業社員は時には早朝から夕暮れまで作業着に長靴スタイルで農家や法人を訪問し、コンサルティングや新商品の提案、情報交換を通じて信頼関係を築いている。宮本社長は現場重視の理由を、「現場でしか習得できない“地域”環境”風土”に合った知恵と経験のためです」と話す。

 業績拡大には若手社員の新しい力が不可欠だと考える宮本社長。ランドサイエンスでは、一般企業の部や課にあたる組織を、独立した会社に見立てた《社内分社制度》を採用している。社長など役員の決裁を経ずに分社長(リーダー)が立案、実行する手法ながら、人事など重要事項を除いては役員と直結し、経営に近いポジションで力が発揮できる。社長の任期は1年。自分の意志で1年間の目標と計画をたて活動できる分、短期間での成長がみえるという。

社内分社制度では、営業部以外にも総務部も分社のひとつ。営業のサポートと笑顔で社内を明るい雰囲気に

顧客の細かな要望に応える商品数量とベストな提案力

米子市両三柳にある本社。そのほか、中部営業所・鳥取営業所など、県内で圧倒的なシェアを守るために拠点が置かれている

 同業他社が《JA(農業協同組合)》の広域合併に伴って淘汰されていく中、ランドサイエンスは着実に業績を拡大している。取り扱う商品は約2万点にも及ぶが、リアルタイムの在庫管理や、構築してきた物流機能で、顧客の声にすぐ対応できる環境が整っている。「取引先の生産・経営環境や希望に添えるよう、正確かつ最新情報に裏打ちされたベストな商品提案を通じ、信頼と圧倒的な顧客満足を軸に進化を続けることが地域社会への貢献に繋がると確信しています」。宮本社長は力を込めた。

メーカーと経営者を繋ぐトータルサービス

 現在、中部営業所でクラヨシ分社の分社長(リーダー)を務めている入社16年目の星野年樹さん(39)。「鳥取県内では水稲はもとより、畑作や果樹栽培が盛んです。分社経験を通じて東部のらっきょう、長芋、中部のスイカ、梨、西部の白ネギ、ブロッコリー、葉タバコなど、地域の特産品によって異なる栽培技術が習得できました」と振り返る。「例えば、梨栽培に欠かせない袋かけ作業では、日焼けや、特定の害虫を防ぐなど目的によって効果の違う袋が20~30種類はあります。ビニールハウスも雪に耐える素材、風に強い構造など細かな配慮が求められます」。現場で学んだノウハウに勝るものはないようだ。また、営業社員にとって事務ワークも欠かせない仕事のひとつ。農作物栽培に必要な薬剤類は毎月のように新商品が開発される。そのため、最新情報の収集や分析、使用方法など資料作りが重要となる。「薬剤使用の登録や時期、使用量などを正確に伝えないと経営者の収入に大きなダメージを与えることになります。慎重さとスピード感の双方が求められ、緊張感が増す毎日です」。

 大規模経営の生産者へ訪問する機会が多い星野さんは「農業用資材の総合商社だからこそ、メーカーと生産者の中間にあって、情報を相互に取り持つ“トータルな役割”が可能なのです。今の仕事を更に深堀りしていきたいです」と、更なる意欲を燃やしている。

《クラヨシ分社》リーダーの星野さん。お客さまに合った提案が出来たときに達成感を感じるという

農家さんの希望を叶えることが自分の役目

 だいせん分社の平野康治さんは入社12年目。「大学での専攻は全く別の分野でしたが、地元に帰って働きたかった。ランドサイエンスとの出会いは、何かユニークな会社だなと思い、気軽な気持ちで説明会に参加をしてみた。」と、入社のきっかけは偶然なものだった。入社後の配属先は米子市の本社だったが、営業配送や営業担当を4年間経験した後、鳥取県中部地区北栄町にある中部営業所へ異動となり、ダイエイ分社のリーダーに任命された。

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中部地区は鳥取県内でも特に農業が盛んな地域であり、同業他社との競争が激しい激戦区。転勤後に平野さんが大切にしたことは「農家さんの収入アップに貢献したい」ということであり、どうすれば農家さんの役に立てるかを一番に考え、その結果が営業に繋がっていくと信じている。ダイエイ分社での8年間の勤務で更に実力を付けて、2019年10月よりだいせん分社のリーダーとして本社のおひざ元に帰ってきた。「今まで中部地区の農家さんから教わったことに感謝をして、これから新しい担当地域に貢献できるよう頑張りたい」と話すその顔は自信に満ちていた。

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ネギ農家の方と意見を交わす平野さん

積み上げた信頼こそが貴重な財産になる

 ゴルフ場のグリーンメンテナンス業務は、中国地方各地で幅広いエリアに展開している。その草分け的存在といえるのが、《芝草緑化分社》のリーダーである神庭圭一さん(38)だ。「各地のゴルフ場は経営環境が厳しく、コスト削減がコースの生命線であるグリーンの管理にまで及ぶケースが増えているのです」。グリーンの評判は利用者の間ですぐに広まり、経営悪化に直結する。こうした悪循環を防ぐため、ゴルフ場の各コースで薬剤効果のデータを分析し取引先に提案しているのが神庭さんだ。「自分の仕事はグリーンキーパーさんの職や、その家族を支える一翼を担っていると感じています」。現場と真摯に向き合って汗を流す神庭さんの表情は生き生きとしている。

 「私は、人が生活するうえで不可欠な『土地・緑・食』に携われるランドサイエンスに巡り合えて幸せです。次代を担う若い世代の人にも充実した人生を歩む道を自力で切り拓いてほしいです」と、これからの世代へ期待を寄せた。

ゴルフ場でグリーンキーパーの方と談笑する神庭さん。取引先が県内に留まらないため、月の3、4割は県外にいることが多いという

社員満足が地域の活力を生む源

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 分社長の裁量を超える人事と採用は役員の専任事項になっている。昇任、昇格にも作用する《社員研修》では、主に若手社員を中心に年間10回程度開催されるセミナーなどに派遣。経営革新費、教育研修を《未来費》と位置付けて投資を惜しまない。

 「若い人に活力がないと地域社会全体に活気が生まれません。デートを楽しみ、マイカーを買う資金を賄うのが給与。社員に出来るだけ多くの給与を渡せるように、各部門の上司は細かなことにも口うるさく言います」と宮本社長は愛情をこめて話す。口うるさく言われる方の社員の中には「口うるさく言われるのも目標達成のため。仕事にやりがいがあり、楽しい」といった反応も。アットホームな社内の風通しは良い。

 “2位以下は全て負け”で、どの業界でもナンバーワンは必ず生き残る―との経営哲学を貫き、“食”と“緑”をサポートするランドサイエンスだからこそ築ける、鳥取県内での圧倒的な業界シェア。宮本社長は、「社員のやる気を引き出し一人一人の能力が発揮できるように業務環境を整えるのが私の役割。当社の社員が満足して仕事をしている姿が一番の地域貢献だと思っています。これから実社会に飛び込む若い人たちは、常に好奇心を持って、人生に挑戦してほしいと思います。弊社に限らず、門戸は大きく広がっています」とエールを送る。

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株式会社 ランドサイエンス
業種
農業資材専門商社
事業
内容
農業用薬剤、資材、種苗などの技術提案・販売など
創 業 平成3(1991)年11月
代表者 代表取締役社長 宮本 隆夫
社員数 80名(男50名 女30名)
〒683-0853
鳥取県米子市両三柳2864-10
TEL/0859-34-2088
米子本社
中部営業所
鳥取営業所
園芸センター

求める人材像

営業職・営業事務職・社内SE職
全学部・全学科対象。知識・経験も不要です。入社後責任を持って育てます。

鳥取の農業を盛り上げたい、鳥取が好きで、鳥取で働きたいと考えている方

経営理念・考え方に共感してくださる方

お客さま、一緒に働く仲間、家族を大事にしたいと考えている方

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