株式会社 TSKエンタープライズ
時代とオーバーラップした楽しく役に立つコンテンツを発信
面白いって感じる心が作品に ゼロから形にしていく醍醐味
《山陰中央テレビジョン放送株式会社》の100％子会社として、質の高い映像制作・放送技術・広告宣伝代理の３本柱で業務を展開するクリエイター集団―それが《株式会社TSKエンタープライズ》だ。「発想の力で、ゼロから形あるものを生み出せるのが映像制作の醍醐味。様々なソースに触れて時代を読み取り、視聴者の胸に響く作品づくりにこだわっています」。30年近く映像制作に携わる、取締役の岡田匠・制作企画部長（53）。「人の会話や景色、情報媒体などから、ビビッと感じたものをインプットする癖ができているんでしょうね。通勤中や入浴中に、ふっとアイデアになって浮かんでくることがあります」と笑う。
続きを読む
今年、新卒２人を含む９人を採用し、社員数は34人に。ニーズの高いスポーツ班を制作企画部内に新設し、より質の高い番組作りを図っている。今夏放映された島根県出身のプロテニスプレーヤー、細木咲良選手の特番制作では、20回以上も足を運び、注目選手の心の内に迫った。「信頼関係ができて初めて、本物の言葉や表情を引き出すことができるのです」。
企画から撮影、編集、放送まですべてに携われる制作現場。しかし今、専門性の強化にも挑んでいる。「映像機器の進化などで、アマチュアとの差が縮まっている。プロとして、オールラウンダーであると共に得意分野のスペシャリストになり、ワンカットにこだわった映像を届けたい」。
記事をたたむ
