堀田石油 株式会社

地域の暮らしと経済を支え エネルギー産業の可能性を追う

奉仕友愛の精神のもと境港の地に根ざすエネルギーの総合商社

 境港市に本社を構える《堀田石油株式会社》は、地域に密着したエネルギーの総合商社として鳥取県西部、島根県東部に事業を展開する。直営のサービスステーション(以下SS)では、ガソリン、灯油等の燃料の販売をはじめ、洗車・コーティング・鈑金・車検・新車販売・カーリース、整備工場・保険など、車に関するトータルサービスを提供。燃料の直売事業では、漁船などの船舶、工場、事業所向けの石油製品販売・その他卸売りを行い、一般家庭・工業用・運輸業向けにLPガスを販売するLPガス事業、建築物のリフォームや建材販売を行う住宅設備関連事業、太陽光発電システム、家庭用燃料電池などのホームエネルギー事業と、エネルギーを軸に事業の多角化を推進してきた。

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 特に境港、米子、松江に8拠点を展開するSSは“堀田石油の顔”とも言える存在だ。堀田石油では、入社後にほぼすべての社員がSSスタッフ実務を経験し、基本的な接客・社会人マナー、企業姿勢を肌で学ぶ。その後希望や適性に応じて配属が決まり、必要な資格は会社が手厚く支援。働き方改革にも積極的に取り組み、自社だけでなくグループ企業も含めて週休2日制導入に乗り出し、環境整備を推し進めている。

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境港市の海岸通り沿いに建つ本社社屋。オフィスからは境水道越しに島根半島を望む

 「堀田家では代々、奉仕友愛の精神を唱え、自社だけでなく地域全体をより良いものにしていくという理念を受け継いできました」と話すのは、堀田收代表取締役社長だ。堀田石油は明治38年(1905)、日本石油㈱の特約店として、漁船の給油やランプ燃料の供給を行う会社として創業した。昭和31年、自動車の普及に伴い境港市で初の固定式ガソリンスタンドを設立。昭和45年には、LPガス充填所を建設し、一般家庭・産業用LPガス販売にも進出した。近年は境港の漁船の数の減少と、原油価格の高騰も伴い給油業者の統廃合が進んだが、堀田社長は「地域の水産業と共に歩み続ける姿勢は変わりません」と力強く話す。平成28年には本社を移転。他社から受け継いだ事業所をリフォームした建物で、県産材のスギ・ヒノキを使い、太陽光発電やガスヒートポンプなどCO2排出量ゼロを目指すさまざまな取り組みを実践。地域の資産を活用し、未来を見据えてエネルギーを効率良く使うという意思を具現化している。

誰に対しても物腰が柔らかな堀田社長。境港商工会議所の会頭を務め、グループ企業の松江石油の会長でもある

 さらに昨年は松江、出雲、大田に展開する《松江石油》がグループ企業に加わった。セルフのSSが中心の堀田石油に対し、フルサービスのSSが多い松江石油とで住み分けをしながらライバルとして共に成長していこうという気運が高まっている。また家庭向け電力小売りブランド《ENEOSでんき》の取り扱いも始まり、エネルギー商材の幅がさらに広がった。「地域に密着した高品質なサービスを、より広い範囲のお客様に対していかに効率良く提供できるかがテーマです。新しいエコエネルギーと化石燃料の両方を含めた広い視野で、新たなサービスを紡ぎ出していきます」。

本社の中は洗練された空間。自然光が明るく降り注ぎ、木目が温かな印象を与える

快適なカーライフを幅広くサポート

 「堀田石油は地域スポーツのスポンサーも多く務め、地域貢献にも積極的です。CMなどで子どもの頃から馴染みがあり、地元の信頼できる企業という印象を持っていました」と話すのはSS課主任の八重倉健介さん(32)。平成25年に熊本県からUターンし、中途入社した。入社後は米子市の《夜見SS》に配属された後、鈑金や車検工場を併設する《淀江なかまSS》に6年勤務。昨年7月に《卸団地入口SS》に配属された。「主任として後輩たちをまとめながら、上司との調整役ができれば」と抱負を語る。交通量が多く、一日に数百台もの車が訪れる卸団地入口SS。新型コロナウイルス対策として事務所内へのアクリル板設置、こまめな拭き取り消毒などを徹底して行っている。その中で八重倉さんのやりがいは何と言っても感謝の言葉。「お客様に『任せて良かった』と言ってもらえると、何よりうれしいです。ここは洗車・コーティングが強いSSなので、僕もどんどん洗車の技術を高めたいですね」と目標を語る。さらに「いずれは自動車整備士の国家資格にもチャレンジしたいです」とも。向上心を持って前向きに挑戦を続けている。

 同じ卸団地入口SSで高いコーティング技術を持ち、活躍しているのが提島(さげしま)郁実さん(24)だ。提島さんは地元での就職を希望し、平成27年に入社。以来、コーティングの業界資格などを順調に取得し、現在はコーティングをメインで担当。プロの技術で車を磨き上げている。「車によっては傷だらけのものもありますが、きちんと磨いてからコーティングをしてあげると、見違えるほど綺麗になります。引き渡しの時、多くのお客様に喜んでいただけることがやりがいです」と笑顔で話す。車は高額な商品であり、命に関わるもの。提島さんはコーティング以外にオイル交換などのサービスも担当しているため、お客様が安心して愛車を預けられるよう、注意深く作業することを心がけている。

 提島さんは昨年異動してきたばかりだが、「先輩や仲間たちとも気軽に話をしやすく、仕事をしやすい環境です」とすぐに職場に馴染めたという。「お客様の大切な車を安心して任せていただけるように、さらに技術を磨き、名前で呼んでいただけるようになることを目指しています」と誠意を込めて作業に励んでいる。

<SS>山陰のカーライフを広くサポートするサービスステーション

“堀田石油の顔”とも言えるSS。入社後はまずSSに配属されて会社の精神やサービスの基本を一から学ぶ。集合写真は卸団地入口SSのスタッフたち。一番左が八重倉さん、一番右が提島さんだ。スタッフたちは危険物取扱者をはじめ、保険関連の資格やカーコーティングの業界資格が取得でき、それぞれにステップアップしている。「資格取得や研修など、手厚い支援を受けられます」と八重倉さん。SSでは自動車に関連するサービスを多岐にわたって提供し、提島さんは「給油のついでに、タイヤの空気圧点検やオイル交換なども気軽に相談してください」と笑顔で呼びかける。暮らしに自動車が欠かせない山陰地方。SSは人びとの生活を守る大切な存在だ。

 「自動車が好きで、整備をしたくてこの会社を選びました」と話すのは、《整備ショップ車検館》の事業所長、西賀(さいが) 圭輔さん(41)。米子工業高等専門学校を卒業した平成12年から、車検館に勤務している。車検館では、車検や故障車の修理など自動車整備全般の作業を行うが、事業所長である西賀さんは管理業務も担当する。「お客様の命に関わる仕事なので、作業ミスがないようにチェックを重ねながら、一方で遅れが出ないように仕上げることを心がけています」と安全性を高め、全体のスピード感を損なわないよう差配する。

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 堀田石油の各SSで引き受けた車検や点検は、すべて車検館で一括して行われる。車検の数は年間2000台近く。西賀さんは「鳥取県西部、島根県東部の各地に拠点があり、トラブルにも迅速に対応できるのが強みです」と語る。ハイブリッド車の増加に伴い、必要な資格も増えているが、会社としても研修会を開くなど積極的に支援している。「車検館としての目標は年間2000台を超えること。こだわりの強いお客様も多いので、なるべく希望に添って整備してあげたいと思っています」と自身も車好きであることから、顧客の想いを理解し、寄り添う仕事を心がける。「さまざまな種類の車を扱うので、車が好きな人にはとても楽しい職場ですよ!」

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西賀さん

<整備>車検や修理など、何でも相談してほしい

淀江にある車検館では、各SSから申し込まれた車検や点検、修理などを一手に引き受けている。西賀さんは、「車が好きで、こだわりのあるお客様も多いので、可能な範囲で要望に応えるように心がけています」と話す。ダブルチェックを欠かさず、安全なカーライフをサポートする。

保険課の躍進を目指す

 SS販売部には損害保険、生命保険の販売を行う《保険課》がある。保険課主任で若手のエースとの評判が高い野坂圭司さん(35)は、大手損害保険会社の育成制度を利用して3年間保険業務を学んだのち、平成26年に堀田石油に入社。個人向けと法人向けの両方の営業を担当し、SSの拠点がある境港、米子、松江が営業エリアだ。「保険には形がないので、お客様の多くは契約時に『保険を買った』という実感はあまりないと思います。ですが事故や病気など、何かがあった時に『入っていて良かった』と感謝してもらえることが醍醐味」とやりがいを語る。野坂さんは堀田石油の魅力を「従業員想いの優しい会社」と話し、「本社が新しくなって環境が良くなりましたし、社員の意見をきちんと取り入れてくれる会社です」と働きやすさについて語る。現在の目標は自身が設定した成績目標を達成すること。さらに「堀田石油に保険課があることを知らない人が多いので、知名度を上げること」と話し「保険課全体の成長に貢献できれば」と意欲を燃やす。地域に密着し、顧客と積極的にコミュニケーションをとって、新たな契約へとつなげている。

<保険>地域の人に安心を届けたい

保険課の社員は5人、その内営業は3人だ。野坂さんは顧客に対し、細やかなフォローを心がけている。堀田石油に入社したのは「エネルギーが主力の会社なので、保険だけでなく広く勉強ができるのでは」と可能性を感じたためだという。実績を積んで地域での知名度を向上し、さらなる躍進を目指している。

地域に密着し多様なエネルギーを供給

 一般家庭から船舶、工場、事業所まで、地域に幅広くエネルギーを安定供給することを使命とするのが直売部だ。《直売部直売課》で係長を務める安達雅史さん(35)は、元銀行員。結婚後、転勤族になることにためらいがあり、平成26年に堀田石油へ転職した。入社後、SSに4年間勤務しマネージャーも経験。2年前に直売課に異動し、主に法人営業とガソリンスタンドへの卸売りを担当している。

 卸売りではSSでの経験を生かし、燃料のほか、オイルなどの車関連の商材を提案しているという安達さん。「新型コロナウイルスの影響でガソリンスタンドも厳しい状況ですが、事業主さんと一緒に乗り越えていければ」と意気込む。新型コロナウイルスの影響は安達さん自身への業務にも影響があり、現在は法人営業を積極的に行えない状況だ。その中でも「必要な資格は早めに取得していきたい」と前向きだ。「堀田石油はエネルギーを幅広く扱い、個人にも法人にもさまざまな提案ができます。地方は車がなければ生活が成り立ちませんし、今後なくなる商材ではありません」と将来性を語る。「堀田石油は中途採用も多いですが、私も含めて中途組が長く働けるのは良い会社の証拠。若手の柔軟な発想にも期待しているので、若い人たちにもぜひ入社してほしいです」。

<直売>エネルギーを地域に安定供給する仕事

船舶や事業所向けにエネルギーの販売や、ガソリンスタンドに卸売りを行う直売課。安達さんは「さまざまなエネルギー商材がそろい、お客様の生活に寄り添える提案ができるのが堀田石油の強み」と語る。現在は新型コロナウイルスのため法人営業は制約が多いが、収束後は積極的に展開していく方針だ。
 堀田石油では幅広いエネルギー商材を扱うが、ガスもそのひとつだ。《LPG営業課》課長の田中仁志さん(36)は高校卒業後、新卒で入社。境港、米子、南部町を中心にガス機器やエアコン、リフォームなどの住宅設備の営業を担当し、キャンペーン期間は一軒一軒チラシを配って声かけも行っている。「米子の出身なので最初は境港の方言に苦労しましたが、そういったことも含めて営業は楽しいです」とにこやかな田中さん。時には町で声をかけられて住まいの困りごとなどを相談されることもあるという。「地元に密着し、お客様と仲良くなれるのがこの仕事の良いところです」と笑顔を見せる。課長として、関係企業との折衝も行うが「同業者同士、良きライバルであり、良き理解者です」と互いに協力し合う部分もあるという。また管理業務も当然あるが、後輩の教育や資格取得の支援もする。「若手が増えて、世代交代がテーマになっています。技術が必要な部署なので時間がかかりますが、うまく教育していければ」と育成に力を入れる。さらに「堀田石油は福利厚生も充実し、非常に働きやすい会社。ガスだけでなく事業を拡げて会社に貢献したいです」と意気込みを語ってくれた。

田中さん

<ガス>生活全般をサポートするLPG事業部

本社に近い境港の海沿いにあるLPG事業部。敷地の中にはLPGを貯蔵しボンベに詰めるLPG充填所や、石油製品を一時的に貯蔵する境港油槽所がある。田中さんは「ガス機器以外の製品にも力を入れたいです」と話す。営業課と工事課が連携しながら、地域に密着してエネルギーを届けている。 

 船への給油作業を行う《船舶課》の仕事は、境港ならではと言える。高校で商業を学び、新卒で入社した松本尚弥さん(27)は、昨年機関長に昇進した。「人と接する仕事がしたくて、最初はSSで働くことを考えていたのですが、入社前に船舶課の存在を初めて知ってチャレンジしました」と松本さん。主に漁船を対象に給油を行っているが、「最初は船や漁の知識がなくて漁師さんと会話が続かずに苦労したものです。経験を積んで、すっかりコミュニケーションをとれるようになりました」とうれしそうに話す。船舶課の仕事は、境港の漁業を支える言わば縁の下の力持ち。松本さんは機関長として、エンジンのメンテナンスや、自分たちで直せるような簡単な修理の指示を出すのが主な仕事だ。「20代の若手の後輩が増えているので、エンジンの知識を高め、頼られる存在になれれば」と目標を語る。船舶課では漁船の他にも海上保安庁の船や外国籍の船、商船や貨物船など、境港に入港したすべての船に給油している。松本さんは「珍しい船を見ることができたり、いろいろな業種の人たちと交流ができたりすることはとても楽しいです」と魅力を話す。将来的には船の責任者である船長を目指しているという松本さん。「安全に作業できるよう危機管理も勉強したいです」と今日も海の上で生き生きと仕事している。

<船舶>船舶に安定してエネルギーを届ける

漁船を中心に貨物船や商船、海上保安庁や水産庁所属の船舶などに給油を行う船舶課。依頼を受けると、給油先の船の運航スケジュール等を確認して給油に向かう。松本さんは機関長として後輩たちをまとめている。機関長になるためには機関士として2年の乗船履歴が必要。船長はさらに甲板員として2年の乗船履歴が必要だ。
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堀田石油 株式会社
業種
石油製品販売業
事業
内容
石油製品販売/自動車関連事業/住宅設備関連事業など
創 業 明治38(1905)年
代表者 代表取締役社長 堀田 收
社員数 120名(男99名 女21名)
〒684-0002
鳥取県境港市弥生町206
TEL/0859-42-2155
松江石油株式会社
境港ガス有限会社
有限会社西郷日石
海上石油有限会社

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総合職

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