今井産業 株式会社

世界で唯一のものを生み出す建設業の醍醐味

“住”を通じて感動を生み、地域を支え、未来を創る

「寝床では、海外進出している夢も見るんですよ」と笑う今井社長

 一見、同じようなビルや道路に見えても、全く同じものは一つとしてない。地形や地質、街並みや気象条件など現場を取り巻く条件は工事ごとに異なり、使う工法や材料、道具も変わってくるからだ。「世界で唯一のものを造れる。それが建設業の醍醐味です」。総合建設メーカー《今井産業株式会社》の今井久師社長(57)の言葉は、誇りと使命感にあふれている。

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  初代が1928年、山を購入する蓄財のために金物店を創業。その後、製材業と建設業を二本柱に成長し続けた。しかし72年、記録的な江の川大水害で、本社社屋と製材工場が被災。会社存続が危ぶまれる中、郷土復興への思いを胸に、土木建設業を柱にした事業を展開し始める。被災の苦しみを実感しているゆえ、復興への想いもより強い。「安心して住みよい地域を作るのが我々の仕事。しかし災害発生時には、寝食を忘れ、全力挙げて復興に力を注ぐ。暮らしになくてはならない“住”を通じて、地域を支える仕事です」。

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 東京からの移動時間距離が全国で最も遠く、都市部への人口流出も進む江津市。そんな不利な条件下を逆手に取って、同社は早くから東京や広島へも進出し、年間売り上げは150億円を超える。鍵を握るのが、挑戦心と先見性、そして地域への想いだ。「地域を守るためにも会社の発展と、人材確保は欠かせない」と今井社長。守るために攻めるのだ。紹介から始まった都市部での仕事は、実績を重ねて、信頼を獲得。高層マンションや総合病院など数々の大規模建設を手掛けている。当初所長含め2人しかいなかった東京・広島支店は現在20人以上の大所帯となった。新入社員の確保に力を注ぐ中、今秋には初めて、ベトナムからの高度人材2人を採用。公共・民間の仕事を休みなく請け負い、地域の土台作りを担う同社にとって、同じ志を持つ仲間を増やすことは、非常に重要なのだ。社として一貫した教育体制や人材交流に力を入れ、九州や関西へのエリア拡大も狙っている。

 地元では、江津市新庁舎建設(3社JV)や、山陰自動車道整備などの大規模プロジェクトを複数展開。今夏再度見舞われた江の川水害の復旧工事も急ピッチで進めている。地域を元気にする取り組みは、本業だけではない。今秋には、日本初の市街地レースとして注目を集めた《A1市街地グランプリGOTSU2020》の成功を牽引。24年のパリパラリンピック出場を目指す川本健太選手(卓球)や、浜田市を本拠地とするサッカーチーム《ベルガロッソ浜田》のメインスポンサーも務める。石見神楽が盛んな地域柄、伝統芸能を担う社員らのサポートも惜しまない。

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 炎天下で真っ黒になって働く社員らを「うちの宝」と自慢する今井社長。働きやすい仕組みを作るのは経営者の使命として、ICT活用で省力化や、現場の安全強化を進めると共に、社宅整備など社員の環境向上も積極的に行っている。「現場所長として責任を担える仕事から、十数人のスタッフで創り上げる大規模プロジェクトまで様々な仕事を経験できるのが弊社の特色。企画設計からアフターケアまで一貫して地域を守り、よりよくする。未来に残せるものを重ねていける仕事です」。目に見える建物や道路だけでなく、感動を生み、自ら感動を感じられる―それが、今井産業の担う建設業の最大の魅力なのかもしれない。

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連携プレーで地域の財産を創る

 「建設=力仕事」という固定概念も残る建設業界。しかし同社には昨春、二人の女性技術者が加わり、新風を吹き込んでいる。身近な公共施設の建設に携わりたかったという佐々木さんは、入社2年目にして早くも夢を叶えた。「江津市新庁舎の足場に立つと、母校が見えるんですよ」と誇らしげに語る。二級建築士の勉強中で、現場では打ち合わせの資料や議事録作成などを担当する。

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 大きな現場では、社内外のスタッフらの連携が不可欠。「職人さんの顔を覚えるのが大変」と漏らす佐々木さんが敬愛するのが、誰とでもすぐに打ち解ける山根さんだ。同業種から転職したベテランで、設計図と施工図を照らし合わせ、不具合がないかチェックする重責を担う。「見逃せば天井から鉄骨が飛び出した建物にもなりかねません」。同僚に見せていた笑顔を一変、表情を引き締める。2人に「ふっちー」と呼ばれる“愛されキャラ”、渕上さんは、一戸建てから大型物件まで各種施工を担当。「お客様の一生ものの家造りにも、誰もが知っている公共施設などにも携われ、やりがいを感じます。使う人の笑顔を見られることが喜びですね」。ものづくりの喜びと責任感に満ちあふれるスタッフだ。

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(右から)渕上祐典さん(25)、山根由佳里さん(44)、佐々木蘭夢(20)さん。山根さんと佐々木さんは、共に入社2年目の同期。女性同士ともあって仲がいい。

建設中の江津市新庁舎。隣接する江津警察署や公営団地なども同社が手掛けており、建物を通して地域のインフラを支えている。仕事の成果が目に見える形で残るのも、建設工事の魅力の一つだ。

ダイナミックさの陰に光る細やかな管理や調整

 山を削って道路やトンネルなどの構造物を生み出すダイナミックなスケール感。そんなイメージの土木に欠かせないのが、細やかな現場管理や地元調整だ。「騒音などで迷惑をかける地域の方には、工事の重要性と真剣な思いを、誠意を持って伝えることが大事」と話すのは、柚木さんだ。抜群の統率力とトーク力で現場をまとめ、地域住民からの信頼も得る柚木さん。

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入社7年目で、現場の工程管理や安全管理を担う錦織さんは、「柚木さんのようにコミュニケーション力と、先を見通す力を磨きたい」と語る。小さな段取りミスがスケジュールを狂わせ、コストアップにつながるため、段取り力や幅広い視野が求められるのだ。「大変ですが、完成した道路などを見ると地域貢献を実感できますね」。1年後輩の塚本さんも、「ゼロから日々形が出来上がっていく様子をずっと見ることができるのが醍醐味」と話す。各種重機がひっきりなしに動く現場で、作業員の安全管理を担当。ICTの導入で安全性や測量精度は格段に向上したが、ベテラン柚木さんは現場に立つ重要性も若手に説く。「最新技術を活用しつつ、現場でしか得られない経験も重ねてほしい」。

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(右から)塚本直希さん(24)、柚木猛さん(46)、錦織敦司さん(26)。柚木さんは今春、社内で神楽保存会を創設。建築の佐々木さんもメンバーの一人だ。
山を切り拓いて道路やトンネルを造り上げていく土木工事は、ダイナミックそのもの。近年は、ドローンを使った測量などICTの導入も進み、作業の安全性や精度も格段に向上している。

チームで仕上げる安全で快適な道路

 道路の上を人や乗り物が安全に使えるよう、アスファルトや砂利などを敷き詰めて固めるのが、舗装の仕事。同社初の女性技術者で、二度の育児休暇を経て現場に戻った幸治さんは、「工事最後の完成形が舗装。きれいに仕上がると気持ちいい」。どの道路も同じように見えるが、交通量や自然環境などで手順や手法も微妙に変える。経験と知識がなせる業だ。「わずかなミスで見た目や性能が悪くなるのです」と井上さん。施工数の少ないコンクリート舗装や環状交差点などでは、通常以上に注意が求められるという。

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そんな舗装工事の最大の敵は、熱だ。敷設中のアスファルトの温度は140度近く。敷き詰めるローラーからも熱風が噴き出すため、「真夏は地獄ですね」と苦笑いする中島さん。「砂と石の混ざり合いが段階を踏んで道になる。その達成感はひとしおです」と続ける。舗装工事は舗設、転圧などの作業を同時に行うため、通常8~10人程度のチームで行う。「みんなで協力して一つの現場を創り上げていく。一人じゃないから頑張れるし、達成感もより大きいんです」。きりっとした表情の幸治さんが、同僚2人の顔を見て笑顔になった。

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(右から)中島昭児さん(46)、幸治恵里さん(44)、井上孝治さん(35)。3歳と5歳の息子の母でもある幸治さんは、入社以来舗装一筋。現場でも頼りがいのある存在だ。
高熱のアスファルトを敷き均しながら、平坦になるよう丁寧に転圧していく舗装工事。チームワークとスピードが欠かせない。施工例が少ないロータリー交差点などでは、普段より多めの人数で対応する。
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今井産業 株式会社
業種
総合建設業
事業
内容
各種建設(土木・建築・舗装・一般住宅)工事、アスファルト合材製造、宅地建物取引、不動産賃貸、美術館運営、健康食品販売など
創 業 昭和3(1928)年
代表者 代表取締役 今井 久師
社員数 272名(男性244名 女性28名)
〒699-4298
島根県江津市桜江町川戸472-1
TEL /0855-92-1321
浜田支店 邑智支店 松江支店
大田営業所 広島支店 四国営業所
東京支店
〔今井産業グループ〕
祥洋建設株式会社
今井商事株式会社
不動産システム株式会社
株式会社祥福
山陰エステート株式会社
株式会社住創
有限会社日海電設
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