株式会社 さんれいフーズ

「食」から広がる地域の未来の可能性

業務用食材卸で山陰のトップ企業!全国にも羽ばたく

 「この地に生きる。」という経営理念のもと、「食」を通じて、地域の暮らしと産業を支える《株式会社さんれいフーズ》。同社は食品商社と食品メーカーという事業の二枚看板を掲げている。前者は水産品や畜産品など約3万種の業務用食材を扱う地域卸売事業として、山陰地方全域に供給ネットワークを構築し、食材を安定供給している。後者はカニを中心に、山陰の特産物を活かした自社ブランド製品を製造・加工。全国に向けて販売している。

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 本社は米子市にあり、ガスエネルギー・自動車販売・食品を扱う《山陰酸素グループ》の主要企業だ。同グループは《山陰酸素工業株式会社》を中核とした3業種12社2組合で構成され、「豊かで輝く未来を」を共通理念に、良質で安定したサービスを提供して、地域のライフラインを支えている。さんれいフーズは1972年に母体である山陰酸素工業から独立し、1995年に現在の社名に変更。2002年には年商200億円を達成し、開発力・技術力・エリアとも山陰一の規模となり、地域の外食・中食を支える業務用食材卸の最大手として躍進している。自社ブランド製品は、山陰の特産物の紅ズワイガニ、ズワイガニをはじめ、その特色を活かしたさまざまな冷凍調理食品を東京と安来、2021年度から営業開始した福岡の3拠点から、全国の量販店や外食チェーンなどに販売。また中国・韓国・インドネシア・ベトナムの4ヵ国の海外協力工場とタイアップして、高品質の製品・半製品を低コストで安定供給できる体制を確立している。さらに2020年には、並河元氏が代表取締役社長に就任。若い新社長のリードのもと、新しい試みにチャレンジしようという機運が社内に高まっている。

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食材供給は、兵庫県北部から島根県中部、さらに岡山県北部まで6拠点がカバーする株式会社 さんれいフーズ

食材供給は、兵庫県北部から島根県中部、さらに岡山県北部まで6拠点がカバーする

多様性を受け入れ個々が輝ける会社へ

 「社会の変化に対応し、新しい価値観のもとにこれまでの体質を変える必要性を感じています」と話すのは、さんれいフーズの畠山広幸常務取締役だ。コロナ禍により生活様式が変化し、対面からリモートへと、コミュニケーションのあり方は大きく変化した。同社でも人事の面談や採用面接がオンラインで行われるようになり、新しい働き方が取り入れられた。また社会的な環境問題やフェアトレードへの意識の高まりを受けて、消費者の視点も変化しつつある。「昔は“安くて良いもの”が商品を購入する基準になっていましたが、今は適正なコストで製造され、適正な価格で販売されているかといった、製品の背景にある人権や環境問題が重視されている傾向にあります」と畠山常務は分析。これまで働き方改革、女性活躍などが叫ばれてきたが、さらに一歩踏み込んで、多様な価値観を前提とした会社運営が求められると強調する。「今後人口が減り、働き手も減る中で、ジェンダーや年齢、国籍、障がいのある人など様々な人材を活用しなければ社会は機能しなくなるでしょう。一人ひとりの個性や強みを生かせるように、小さなことからでも変えていかなければいけません」と未来を見据える。

畠山広幸常務取締役。「山陰の産業に付加価値を与える事業ができれば」と今後を語る

 地域のナンバーワン食材卸業者として、今後もトップを走り続けるために同社が注視しているのがシルバーマーケットの可能性だ。少子高齢化が加速する中、高齢者の嗜好に合った外食・中食メニューの食材を増やしていくとともに、介護施設や病院などで提供するメディカル系食材の強化も必須。施設のスタッフの負担を減らすとともに、食の楽しみという付加価値のある食材やメニューを提案していく。

 そして全国展開する自社開発製品の売上も好調だ。現在はクリームコロッケとカニの2本柱だが、商品開発を増強して、山陰の食材にこだわった第3の柱を模索し、開発やモノづくり、新しいものをゼロから立ち上げたい人材の補強を目指す。「事業の健全性と持続性が、企業にとっての最大の地域貢献。事業を通じて地域経済を下支えし、山陰の素材を使った商品開発で地域の発展に貢献していきます」。今後10年、グループ内での企業提携を進めて農業などの地域産業ともつながりを持ち、新たな価値の創造を目指している。

カニクリームコロッケなどの自社製品は安来と境港の2か所の工場で製造され、全国に届けられる

新人営業としてまずはひとり立ちを目指す!

 田中滉平さんは広島県の大学で食品関係の研究を専攻していたことがきっかけで、食品業界に興味を持ち入社。松江支店に配属され、まずは先輩社員と取引先を回って関係を築いた後、2021年10月から念願の営業に。「今はまだ配送兼営業という感じですが、追加の依頼に対応してお客様から感謝の言葉をもらえた時はうれしかったです」と溌剌と語る。トラックに商品を積み込み、午前と午後の一日2便で取引先を回るが、「空っぽになったトラックを見ると達成感があります」と充実した表情を見せる。知識を身に付けて、ひとり立ちすることが目下の目標だ。

田中 滉平さん
地域営業部松江支店(2021年入社)
鳥取市出身の田中滉平さん。地元への愛着が強く、大学卒業後は山陰に帰ることを決めていた。今も地元には頻繁に顔を見せる

取引先に商品を届け、関係を築く

松江支店の雰囲気は「営業も内勤の人も優しくて、明るい職場」と田中さん。先輩や同い年の営業担当から、日々刺激を受けている。商品を積み込む作業は体力も必要。人と話すことが好きで、取引先とのコミュニケーションも仕事の楽しみになっている。

食の安全をお客様に情報提供

 総合品質保証部の今岡留衣さんの業務は、製品規格書や製品一括表示の確認、新入社員に食品衛生のためのルールを教える衛生教育、製品の官能検査など。製品規格書は商品開発グループからの情報をもとに、原材料やアレルゲンなどの詳細情報をまとめたもの。営業が取引先に商品を卸す際に必要で、法律等も確認しながら作成する。製品一括表示はパッケージにある原材料等の表示。1つでもミスがあれば商品を自主回収しなければならないため、何重ものチェックが必要だ。「ようやく自分の力で対応できることが増えましたが、法律等の知識はまだまだ。早く一人でできる力を付けたいです」と意欲を燃やす。

今岡 留衣さん
総合品質保証部(2020年入社)
「クリームコロッケが美味しいのが自慢」と話す今岡さんは出雲市出身。愛媛県の大学を卒業後、地元で働きたいと2020年に入社した

実際に食べて、調べて品質の安全性を確認

毎日の官能検査は安来工場で製造されるカニクリームコロッケやカニ甲羅グラタンを実際に口にして、味やにおいなどの品質を五感で評価するもの。また工場の衛生管理も総合品質保証部の仕事だ。プライベートでは、リフレッシュも兼ねてランニングで汗を流す。

全国から海外まで、大小さまざまな仕事を積み重ね活躍

 東京営業所で営業担当として自社ブランド製品の取引先を広げ、活躍する高橋宏平さん。前職は全国転勤が頻繁に発生する仕事だったため、結婚を機に山陰に根差した会社にと2016年に中途入社した。現在は豊洲市場を担当し、市場の業者に商品を卸している他、取引先を新規開拓する。最近では大手コンビニとの商談をまとめ、鳥取県の漁港認定クリームコロッケとして全国各地の店舗で販売されている。「大きな仕事から、1ケース、2ケースの注文まで、それぞれに楽しんでいます」と生き生きと語る。2021年からは自ら希望を出して海外向けの営業も担当。「海外の取引額をまずは3倍に引き上げたいです」とやる気をみなぎらせる。

高橋 宏平さん
広域営業部東京営業所(2016年入社)
高橋さんは広域営業として、ズワイガニ、紅ズワイガニ、クリームコロッケの3品を東京の顧客に販売する

仕事とプライベート、それぞれに充実

仕事とプライベートでメリハリのついた働き方を大切にする高橋さん。営業としてバリバリと仕事をこなし、プライベートでは優しいパパの顔を見せる。現在は単身赴任だが、会社のリフレッシュ休暇を活用して旅行に出かけるなど家族サービスもばっちり。

新設のメディカルグループをけん引するリーダー

 2021年4月に新設されたメディカルグループは、20 ~30代の若手社員7人で構成され、病院や高齢者福祉施設向けの給食営業を担う。「コロナ禍で外食産業が縮小する中、安定しているメディカル部門を強化する狙いで組織されました」とグループ長の勝部真さん。提案する商品は、柔らかい介護食や栄養補助ドリンク・ゼリー、それから一般の食材も扱う。「入院・入所している人にとって、食は何よりの楽しみ。食事の先にある喜びを考えて提案しています」と食べる人の喜びを第一に、栄養士、看護師、言語聴覚士などの専門職の人たちに提案し、自社を代表する顔となれるようグループの成長を目指す。

勝部 真さん
地域営業部メディカルグループ・グループ長(2005年入社)
グループ長の勝部真さん。メーカーとともに営業先を回ったり、メニューを提案したりと工夫を重ね、拡大を目指している

さんれいフーズの“顔”を目指す

勝部さんは10年以上メディカルに携わり、山陰両県の病院や施設の給食営業を担当。現在はグループ長として、メディカルグループを統括する。「新設の部署なので、積極的にチャレンジできる環境です」と語る。運動が好きで、プライベートはアクティブに楽しむ。
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株式会社 さんれいフーズ
業種
食品卸売業、食品製造業
事業
内容
業務用食材の卸販売、自社ブランド製品(カニなどの水産加工品、冷凍調理品)の開発及び全国販売
創 業 昭和47(1972)年4月1日
代表者 代表取締役社長 並河 元
社員数 338名(男247名 女91名)
〒683-8506
鳥取県米子市旗ヶ崎2147番地
TEL/0859-33-6165
豊岡営業所  鳥取支店
津山営業所 米子支店
松江支店 出雲営業所
安来営業所 東京営業所
福岡営業所 大連事務所(中国)

〔山陰酸素グループ〕
山陰酸素工業株式会社
島根日産自動車株式会社
株式会社日産サティオ島根
日産プリンス鳥取販売株式会社
株式会社さんれい製造
島根さんれい株式会社
株式会社マルテSF
久米桜麦酒株式会社
 他3社2組合
 

求める人材像

山陰・食べること・人が好きな人

誰よりも地元が好きであり、食べることなど食に興味がある方。また、人とふれあい、人とかかわるのが好きな人、一緒に山陰を盛り上げましょう。

あいさつがきちんとできる人

あいさつは人と人とがふれあう第一歩。笑顔で元気なあいさつができる人。

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